イロモノ枠だと思ってたけど意外とちゃんとしている。
根本的には、人生のやり直しをかけて色々秘めた過去を持ったメンバーが……っていうシリアスなんだけど、見た目や展開のコミカルさで上手くシリアス過ぎないようにバランスを取っている感じ。
赤の他人が集合してる中で個々が過去と向き合っていくんじゃなくて、関わり合いがあった人物が揃っているのも過去の清算、人によっては贖罪の旅のいずれ来る終点を考慮した作りになってるのだろうか?
各話の引きがかなり良いのも印象的。
起こってた事件の決着がつきました、さぁ次はっていう各話の区切りじゃなく
次回どうなるんだろうっていう気になる部分で切ってるのを強く感じる。
主人公が序盤から何度も心の声にする、清い心を持ってるにも関わらず報われなかった人が、新たな人生に踏み出しても同じように清い心を持つならこの世界では報われて欲しいっていうのが最後までテーマであって欲しいね。