なかなかの異色さ
以下ネタバレ収納
タイトルやあらすじで異色作というのは思ってたけど意欲作なのかもしれない。
1話で特徴的に思ったのは、探偵である主人公と今回の犯人や被害者になるであろう人物がずっとほぼ他人のままなこと。
これまで見てきたミステリタイトルだと、だいたいその舞台の犯人周りの重要人物と探偵達はそれなりに会話もするし、お互いを認識した状態で事件が起こるのが普通な印象だったけど、このアニメは1話ずっと主人公とヒロインのやり取りが続いて、事件に巻き込まれるであろう人はずっと浮気調査先の尾行対象として完全な他人のまま。
1話の最後で遺体で見つかった人物も尾行対象と一瞬会話をしていたグループの一人ってだけの名前や関係性すら全く描写されてない人物。
一人だけ主人公と仲良く話してた新人女優が居たけど、事件に関係があるというよりは今後のヒロイン枠みたいな感じ……。
前後編の前編が終わった時点で被害者の名前も立場も、何らかの事件が起こりそうな拗れてる関係や空気感も無いあたり、この事件が主題では無いのかなぁとか……。
後は主人公が遺体を見つけた後、人を呼ぶ素振りがほぼ無かったのも珍しいなって。
前半で偶然知り合いの刑事と船に乗り合わせたって描写もあったし、遺体を見つけた後は一応の捜査や取り調べ的なのが始まって、その中で現場の違和感や関係者のアリバイを詰めていくのかと思ったらまず自分で色々見始めて、落ちてるスマホを拾ってロック解除し始めて……。
唯一助手のヒロインには電話かけてたけど、具体的な内容も特に言わず……。
通報や船員への連絡もせずに遺体のそばをウロウロしてるの、殺されずに誰かが駆けつけてたら普通に犯人として疑われるのでは?
海上の豪華客船というクローズドサークル、探偵と知り合いの刑事が偶然居合わせる~っていうミステリの定番を押さえつつも、定番を外した展開になってるっていうか?
探偵が主人公=ミステリではないんだけどもね。
2話の後編が気になりますわね。